チラ裏12(久々にWoTした)

タイトルだけ見るとWoT全くしてなかったかのようですが、実際にはJUCに出たり拠点戦やっていたのでWoTしてました。

しかし、アプデしから集団戦以外はやりたくないという気持ちが高まりランダム戦は一切やっていなかったのです。

実際やってみた感想は自走砲の数が非常に少なかった為、アプデによる自走砲の直接的な違いとそれの是非は掴めませんでした。NA鯖でアプデ後の戦場に出たときは毎戦自走砲が双方MAXの3両づついてスタンの嵐でうんざりしましたが、自走がそもそもマッチングに居なければこれまでどおり楽しめそうです。

昨日20戦やったうえでのアプデ後のWoTランダム戦の感想は
・自走が居なかったから楽しかった
・自走が居なかったからアプデによる変化は感じられなかった
ということになります。
これだけだとアプデによる自走問題の改善はなかったかの様に見えますが、「アプデによる調整で自走砲ユーザーが減った」と考えれば結果的にはアプデ前の状態を是正して理想的な状況を作れたと考えられるかもしれません。

プレイ中特に顕著に感じた違いは、ゲーム開始時に敵味方の自走砲の数とその車両名を気にしなくなったという事です。

アプデ前ならばマッチングと同時に表示されるメンバーリストを見ながら自走砲の数を数えて一喜一憂したり、相手の自走砲がT92とかCGCだったりするとそれに対して愚痴をもらしたりしたものですが、昨日プレイした時には相手に自走砲がいるか居ないかぐらいは確認しましたが、それによって著しく動きを制限されたりやる気が減退する事もありませんでした。

実際久々のプレイと言う事で動きが鈍っていた為に気付いていないだけという部分もあるとは思いますが、以前の様なストレス要素ではなくなったといえると思います。

ちょっとここで実際戦場で見かけた自走乗り達の行動から考えられる変化について書きます。

たった一日、たった20戦なのでこれで全てを把握できたとは思いません。たまたま偶然が重なっただけの可能性も大いにあると思いますが私が考える変化は以下のとおり。

・自走砲からAP/HEATが消えた為、従来のワンパン狙いのギャンブル依存症患者が減った。
・HEによるスタン、履帯切りによるサポートとしての正確が強まったお蔭で、それに徹するプレイヤーが自走に乗る確率が上がった
・APに過度に固執するもはや戦力外としかいえない存在が消えた事で前線が活性化し、戦局がより流動的になった為以前より自走砲のリポジの必要性が高まり、結果的に下手糞なプレイヤーは自走砲に乗っても何も出来なくなった。

私が大きく感じたのは全体の積極的な姿勢です。以前なら物陰に隠れ、自走砲の射線から逃げるだけだった全体の雰囲気や流れがありましたが、自走砲からの大きすぎるダメージが解消された事で重要なポジション取りなどへの積極的な行動が増え、面白さが向上しています。

また非常に大きな点として「APの削除」があります。(実際にはHEATやAPCRも削除されました)
これによって勝敗や連帯・連携などを無視した、ただ単純に敵にAPあてて大ダメージを出したいだけの害悪が居なくなった。という非常に素晴らしい変化をもたらしました。
これは結果的に前線の活性化に繋がっただけでなく、一方的に撃てるのが楽しいという理由で自走砲に乗っていたユーザーを消す事で自走砲の待機人数の低下も達成しています。

アプデ以前からアプデ後に至るまで、私は今回の調整に対してあまり良い印象をもっていませんでしたが、今回ランダム戦をやった感じではよいアプデだったといえると思いました。

ただし、問題を解決した一方で新たな問題も多く生み出したと思います。

一番大きな問題は自走砲の存在価値です。

恐らく開発側はスタンによってそれまでの大ダメージを代替する役割を付与したつもりなのでしょうが、実際にはスタンは戦場において意味あるもの、「役割」といえるものにはなっていないと感じます。

アプデ以前の自走砲が必要以上の火力と存在感を持っていたのを改善した以上、見劣りするのは致し方ないとは思いますが、支援車両として力不足も感じました。

私は自走砲不要論等の反自走の機運が高まった当初より自走砲の存在価値について考えてきました。

公式フォーラムに某トピックが立ち、自走砲について議論がなされた時に私は以下の様な意見を某トピックに書きました。

自走砲の
一戦あたりのマッチング数を制限(1~2両)
貫通力を低下
単発を低下
精度を上昇
装填時間を短縮
モジュールダメージを上昇

表記等に細かな差異はあるとは思いますが、だいたいこんな感じの意見を出しました。

今回のアプデはおおよそ私の思ったとおりの改善がなされた事になります。

しかし、非常に大きな問題があります。それはモジュールダメージの上昇が行なわれていない事、「スタン」が実装された事。

私がモジュールダメージの上昇を考えたのは自走砲の支援車両としての存在価値を持たせるためです。履帯や主砲、観測装置といった車外に露出しているモジュールに対し、効果的にダメージを与える事で前線を支援する役割を付与できると思ったからです。

しかし実際に実装されたのは「スタン」でした。

スタンはモジュールには影響しません。乗員に影響を与えるだけです。
正直、前線で戦っている時にスタンは「うざい」だけで支援としては不十分と感じました。

なにより、スタンの範囲が余りに広い為に味方の自走砲からスタンを受ける事も珍しくありません。

モジュールダメージ増加とスタン、どちらも実装すれば私が抱く感想は恐らく「うざい」であるとおもいます。履帯切りからの履帯はめが容易になるか、乗員スタンが頻発するか。どちらも同様にうざいです。

しかし問題はそこではなく、スタンが味方からみてうざいというところが問題なのです。

スタンは乗員の文字通りスタンさせ、能力を一時的に低下させます。これによって敵の動きが鈍くなり、移動や装填、照準どれをとっても味方が有利になります。

ところがここに大きな問題が一つ。

一時的な作用である為、味方から遠い位置の敵にスタンをかけても効果は限定的。

つまりスタンはより味方の近くに居る敵に使う方が効率的。

しかしながらここで問題発生です。味方の近くに居る敵にスタンをかけたつもりが、スタン範囲が味方に被ってしまって味方も一緒にスタン。こんな事がよく発生しているのです。

これでは何の意味も無いどころか味方からすれば不快そのものです。

味方にスタンが行かない程度の距離で、尚且つスタン付与の意味がある距離で敵味方が戦ってくれれば良いですが、そんな好都合な試合が頻繁にあるのでしょうか?

また、単発が大きく変わった事は市街地での自走砲の意味の無さがより顕著になったと言う事でもあります。

 

ランダム戦を久々にやってみた感想は

思っていたよりよい感じだが、新たな問題も多く生み出してしまった。WGが今後どうして行くかに期待。

という感じです。

さてそろそろ夕飯ですのでこれにて終了。

投稿者:

しがない戦車兵

しがない戦車兵