小学校の教科書に「新しい算数」とか「新しい国語」とかよくあるよね。あれって必ず時間が経って「新しくない国語」とかになるのに何でああいうネーミングするんだろう。
普通に「国語」でいいでしょ
ところで、タイトルの通り新しいキーボードを買いました。
今まで愛用していたG810がチャタリングを起こして早数か月。騙し騙し使ってきたけれど流石に限界を迎えた。特にMキーのへたり方が激しく、Apex中にMAPを開こうとMを押しても5回に1回しか反応しないこと多数。
これがまだMだからゲームプレイへの影響は少なめだったが、段々と他のキーも似た兆候が出ていたし、そろそろ限界だろうということで交代。
購入したのはG910r
G810の一個上のグレードと言えるが、事務作業などの一般的な使用用途を意識して作られたG810に対し、ゲーミングに特化したG910は見た目も機能もだいぶ異なる。
今回買ったのはG910rであるが、r無しのG910との大きな違いはファセットキーキャップという凹凸のあるキーキャップがG910rでは廃止されている点。
ファセットキーキャップはWASDなどのゲームで頻繁に使うキーを凹凸付きの物にすることでプレイし易くする目的があったが、タイピングなどの通常の使用で邪魔になるなどのフィードバックにより廃止された。
現在この文章はG910rで入力しているが、タイピングに関してはG810との差を明確に感じる部分はこれと言ってない。ただ、ほんの少しだけG810よりキーピッチが狭いのかもしれない。一応調べた感じでは同じくらいという扱いだったが、前と同じ感覚で入力していると少しだけ指がずれた場所を押してしまう時がある。
見た目の印象についてはすっきりとしていたG810と違い、ゴテゴテしている印象。
サイズもG910rの方がかなり大きい
公式サイトより
G810:443.5×153×34.3mm
G910r:505.5mm×209.7mm×35.5mm
なんで実測じゃないのかって?G810のサイズ測るの忘れたからだよ。もう箱に戻しちゃったよ。まぁ公式が言ってる数字が間違ってるとは思えないしこれでいいでしょ。(実際G910rの実測も同じだったし)
まだ使いだして1時間ほどなのでこれと言って特に言うことはないのだが、少し問題がある。
それはキーボードの傾き。大抵のキーボードは皆折り畳み式の足があって、高さを変えられる。G810はその高さが2段階になっており(足に畳んだ状態以外に、一段目、二段目がある)、これが結構便利だったしその高さも絶妙で非常に良かった。
しかしG910rの足の高さは正直微妙だ。パームレストが付いている事で全体的に操作感が異なるのも相まって手首の角度に違和感を覚える。
また、パームレストの長さも足りない感じがする。キーボードを使う時は手首を接地させて支点にするのが一般的だと思うのだが、このパームレストは小さすぎて乗り切らない。
これだと指が短い人や手が小さい人でないと厳しいんじゃないだろうか。
よく言われる左端にあるGキーを間違えて押すという問題は今のところ発生していない。
タイピングの感触に関してはG810と同じキースイッチのRomer-gタクタイルなので変化はない。
というよりだいぶ旧型のG910rを買った理由の大部分はこのキースイッチにある。
当初はG810そのものが欲しかったが既に廃盤で断念し、次にG512に目を付けるも値上がりでこれまた断念。さすがにG512クラスに2万近く出すのは無理がある。そんな時に見つけのがこのG910r。旧型とは言えかつての最上位モデルが14000円程で買えるのは非常にお得感がある。さらに求めているキースイッチを採用しているとくればもう買いである。
新しい型でRomer-gを採用しているものは少なく、さらにテレワーク需要でキーボード全般が品薄&値上がり気味。そんな中でもゲーミング特化型のG910rは事務用途を考える人々には敬遠される為在庫もあるし、値段も安定している。
G810を再購入したくても生産終了で困ったのに、G810と同世代の製品を買ってしまった。これはつまり壊れた時はまた困るということ。
しかしキースイッチはRomer-Gが良い以上、最新の型では満足できないのでこれは仕方のないことだ。
とりあえず幾つかの問題はあるものの、慣れの部分が大きそうな気がするので慣れるまで使ってみるしかない。
使っていくうちにまた何か新たな感想があったら記事にしたいと思う。
終わり