見えなくなった

先が思いつかない。

これまでは何かしら見えるものがあったし、見たいものがあったから先に進む事に愚痴や悩みは一杯あれど、疑念を抱かずに進めていた。

でもここ最近、いや数日で一気にそれができなくなった。

実はなにが問題なのかは分かっている。けれどそれを取り除く事が最善の様には思えない。

私は人の意見に絶対に「うん」と言えない種類の人間が大嫌いだ。

一緒にいて不快だし言葉を交わせば交わすほどに嫌悪感だけが増していく。

そして恐らく私が今回のケースで一番不快に感じている事それは

私の意見をとりあえず否定する事から入る癖に途中から「自分はそんなに押し付けたいわけじゃないです」とでも言いたげにぼかし、更には最終的に私の最初の意見と同じ場所に帰結する上それが自分の導き出した答えかの様な物言いなのが心底気持ち悪いのだ。

会話や議論、討論と言う類のものは全て例外なく相手が存在して始めて成立する。

もちろん1人で会話をする稀有な人物の存在を否定はしないが、その場合は1人の人間の中に擬似的に二つの人格を作る事で始めて会話が出来るのだから、やはり相手が必要な事に変わりはない。

話が逸れるが1人の中に1つの人格で行う会話は一般的に自問自答と呼ぶと思う。

相手の意見に「うん」と言わずにまず否定から入る人間は「会話・議論・討論」といった中の会話はある程度できるかもしれないが、議論や討論といった互いの考えを示し合い、その考えをすり合わせて行く様なものはまず出来ない。

彼らの様な人種が出来るのは自論の押し付けと相手の意見の否定のみであり、生産性の欠片もないクソみたいな時間しか創造できないのだ。

私はそういった人種の人と話すのが心底嫌いであり、物凄くストレスなのだ。

彼を排除するのは簡単だが、皆が受け入れるつもりがあるのならこのまま放置で良い様にも思う。

私には先が見えないし、目指す気力もない。

であれば今組織に必要なのは私個人にとってどうであるかではなく、構成するメンバー全体がどう感じているかに重きを置く事が重要だと考える。

最終的には私が介在しなくとも自立していく組織になってもらってなるべく早く隠居したい。

大の大人の欠陥を一々憂いてケツを拭いたり、あやしてやるのは疲れた。

私の意見を何でも否定したいなら馬鹿の一つ覚えみたいに否定してれば良いと思うし、そんなに私の言う事すべてが気に入らないならここから出て行って欲しいというのが正直な気持ちだ。

 

 

投稿者:

しがない戦車兵

しがない戦車兵

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