さて記念すべき第1回目の内容は
特に考えてません。
なので適当に色々考えながら書こうかと。
文章の推敲とかは真面目に書いてるクランHPの方でやるんでこっちでは口語文語もごちゃ混ぜで気楽にいきます。
とりあえず戦車兵名乗るからには現状の戦績をば晒そうかと

こんな感じ。総合と直近の差が僅かに100。成長もう止まってますねハイ。
でも別に焦っては居ません。いや、焦ってないわけじゃないけど困っては居ない。
なんにしてもとりあえずどうして成績が伸び悩んでいるのかは大体分かっているので、さして悩んでいないわけです。
要は定期的に来る成績の伸び率の変化ですよ。これを超えればまた伸びます。
私個人の場合はWN8:1500/WN8:1800の時にこの伸び率の変化を大きく感じ悪戦苦闘しました。
この伸び率の変化、簡単に言うとWN8の壁とでも言いましょうか。
クランのメンバー達を見るに恐らくもっと下、WN8で言うなら800とか1000とか1200とかにも有るみたいですね壁が。
この壁がWN8の計算式特有のものなのかとかは式を知らないんで存じ上げないですが、
私的な解釈としては「現状のプレイが生み出す成果の限界値がこの壁に相当する」と思うんですよ。
当然じゃね?って思う人は賢い(適当)
要するにWN8伸びない理由は自分の世界・考え方に囚われて必要な事が出来ていない、視野が狭くなってる状態なんじゃないかって考えです。
ここまでは「まぁそうだろうな」って感じでしょうか?でもここから「おお!なるほど!」って展開になるかと思わせて、ならないんで期待しないで。
基本的にどんな物事でも上達するってのには大きく二つの要素が有ると思うんですよ。
一つは「習得する事、今の自分にプラスする事で上達する事」
もう一つは「切り捨てる事、不要な要素を切り落として最適化する事で上達する事」
最初、低レートにおけるWN8の壁ってのは全て「一つ目」の上達法で乗り越えられます。
基本的にレートの低い、一般的に「赤」とか「オレンジ」って言われる人達はゲームが下手な為に弱くレートが低いからです。
「弱い」とか「下手」ってのは要するに基本が出来ない、基本を知らない、基本が分からないって状態だからです。
「基本」をWoTでいうなら 視界・装甲・貫通力・隠蔽・マップetc………..
「WoTは覚えゲー」とは良く言ったものです。まさに「覚えゲー」であります。
低レート、この場合は1500くらいまでをそう呼ぶことにしましょう。ここまでは覚える事で伸びます。つまり、現状の自分に色んな知識や技をプラスしていけばレートは上がります。
簡単ですね。Wiki読んだり自分より上手い人に聞いたり、上級者の配信を見ればドンドンあがります。
しかし途中から問題が発生します。それは丁度WN8が1500とか1600くらいでしょうか唐突に訪れるんです。
「覚えるべき事はあらかた覚えた。基本は分かってる」なのに「戦績が上がらない」
上手い人たちは経験したんでしょうか?この感じ。私はまだまだ大したレートにもなれて無いので上級者の事は判りませんが、私個人でいうなら1500位で停滞していた時期にこの感覚を強く自覚しました。
困りましたね~。基本を知り、基本を押さえ、自らのプレイにそれら「基本」や「知識」をくっ付けてここまで登って来たのに、なぜだか登れなくなってしまった。
さっきいった「切り捨てる事、不要な要素を切り落として最適化する事で上達する事」
ここで重要になってくるのがこれ。
最初はどんなに不恰好でも不安定でも歪でも、上にくっ付けて行けば高く積みあがって行くんですよ。でも途中で、積んでも積んでも崩れてそれ以上高くはなれなくなる。
これがWN8の壁だと。
適当に積んだ積み木ってとこでしょうか、積み木一つ一つは知識や技、土台は自分の根本的なスタイル、或いは今までの自分のやり方。
斜めに傾いた土台でも最初は積めます、しかし高くなってくるとそうは行かない。
だからこそ「切り捨てる事、不要な要素を切り落として最適化する事で上達する事」
これを実行する事が大事になるわけです。
もちろん上達していく過程で無意識に、あるいは意識的にこれを実行してはいるんです誰しも、そして私も。
簡単に言うなら開幕特攻とかがそれに当たりますね、生き残る気無しの特攻はやった覚えがありませんが、生き残る気満々の特攻……いや生き残るなら特攻ではないか、突撃なら初心者の頃やりました。
でも腕が上がってくると、特攻紛いの突撃などしません。理由は簡単です勝算が無い突撃は無意味だから。
これは簡単に言うと知識や経験から得られた考えに基づいて、「切捨て、最適化」をやってるって事ですね。
しかしこれは特攻という分かりやすいミス、無駄だから簡単に修正できる。
私がまさに今ぶつかっている壁は面倒な事に、私がWoTをプレイする上で様々な事を判断する基礎、土台そのものの矯正が壁の突破に必要なんです。
それは例えばどういう事か、残念ながら私の語彙力では表現できない。
頑張って言葉にするならそれは「何かを判断する時に、無意識のうちに頭の中で基準にしている何か」です。「無意識の中にある基準」と呼びましょうか。
皆さんは殲滅とキャップそのどちらも選べる状況で尚且つ、そのどちらも失敗する可能性が高い時どちらを選びますか?
私はどちらを選ぶんでしょうか。なんとなく想像するなら恐らくキャップでしょう。
ではなぜ?
これです。キャップも殲滅もどちらも失敗する可能性が高い時、どうしてキャップを選んだのか。
ここに存在するのが私の言わんとしている「無意識の中にある基準」です。
どちらかの成功の可能性が高いならそちらを選ぶ理由も根拠もあります。しかしどちらも同じだけ失敗する可能性が高い時、どちらか一方を選ぶ際の根拠はもはや好みです。
殲滅が好きだから殲滅、キャップの方が好きだからキャップ
じゃあなぜそれがすきなの?
ここまでくると鬱になりそうですね
自分の失敗が決定的な打撃となって敗北した時思いませんか?「あの時~してれば」
たられば、は意味が無い議論とも言いますが、そうすると毎回失敗して負けてたらればやってることになりかねない。
要はたらればそのものについて考えるのではなく、その「~だったら」「こうしていれば」の場面を引き起こした原因を探る必要があると私は思うんです。
「あの時右に行っていれば」
この考え自体に意味は有りません。過去の事です無駄です。
しかし、「どうして左に行ったのか」を考えるきっかけになります。右に行った後のもう過ぎ去った成功の可能性を考えるのではなく、どうして左に行ったのかを考えるんです。
左に行くきっかけは?判断基準は?
さっきの話で言うならキャップor殲滅した理由は?どうして?
多くのプレイヤーは考えている様で余り考えてプレイしていません。リプレイを振り返った時に自分の行動全ての理由と根拠を綺麗に列挙できる方は恐らくもうユニカムになっている事でしょう。
つまり漫然と、或いは普通にプレイしている時「無意識の中にある基準」に従って行動していると言うことだと私は考えます。
戦闘開始から終了まで考え続ける人は稀です。
全体的には「勘」、「経験」これで行動し、要所要所で思考します。
知識をプラスすると要所要所での思考・判断の精度が上がり、これによりレート・戦績が上がります。
しかし戦闘の勝敗やレートというのは要所要所だけで構成されてはいません。
始まりから終りまでで1セットです。とすると全体を大きく占める普通にプレイしてる時を改善しなければ途中で成長は止まります。
有名なロシアンユニカム、ストライク先生の配信を見ている時、私は正直物凄く普通なプレイだと感じました。
これはストライク先生の実力を否定しているのでは断じてありません。
正直にまさに正直にそう思ったのです。
そしてこれこそが私に必要な事なんです。
無駄が無い。
成すべき必要な事を無駄なく、取りこぼす事なく達成する。
これが私が感じた「普通」の正体です。無駄が無いからすっと腑に落ちて何の疑問も不安も無く見ていられる。
そしてこれこそが「切り捨てる事、不要な要素を切り落として最適化する事で上達する事」の先にあるものです。
そもそも多人数チーム戦において一人、あるいは一部のプレイヤーの圧倒的な、スター的な立ち回りによってもたらされる勝利は本来失敗なんです。
あくまでもそれまで犯したミスを超人的スキルで乗り切っているに過ぎないのです。
もちろんすごい事ですし、見ていて「スゲー」と誰もが思うのです。
しかし求めるべきはそこに無いのです。前述の「すごく普通で、無駄の無いプレイ」が目指すべき姿なんです。
これをしっかりと意識し、徐々にでも達成していければ私のWN8は上がると確信しています。
実際ここ数日は一つ一つの動作をしっかり考え、直感や好みに囚われず後で自分の行動を見返した時、その全ての行動にしっかりとした理由を述べられる様に出来る限りプレイした結果、その成果がまだ僅かですがしかし確実に現れてきています。
長くだらだらと書いて手も疲れた事ですし、この辺でチラ裏終了とします。
いつかユニカムに成れる日を夢見て。